西宮 子供プログラミング教室 iTeen西宮津門校

プログラミング・コミュニケーション講座

本日は、プログラミング・コミュニケーション講座を受講いたしました。

毎回毎回コミュニケーション系の講座を受けて思うのですが、本当に奥が深い。
深すぎて全然底が見えてきません。

ま、そりゃそうです。
人によって接し方や話し方を変えていく必要がありますからね。

「コミュニケーションに答えがあればいいのになぁ」と思うことも多々あります(笑)

でも、答えが無いからこそ気づくこともありますし、できることもあります。
答えがあると、どうしてその答えになったのか。を考えなくなってしまいます。

答えが無いからこそ面白いんですよね。

今回、特に残ったのが「聴く」という項目。
みなさんは、「聞く」と「聴く」の違いをご存知でしょうか?

聞いたことはあるけど、何が違うのかあんまり分からない。という方もいらっしゃると思います。

私自身も最初はそうでした。

ものすごく簡単に違いを説明すると、
「聞く」→言葉のやりとり
「聴く」→心のやりとり
ということです。

今回はこの「聴く」について学びました。
この「聴く」という行為の目的をご存知でしょうか。

その目的とは
1.ワンダウン(相手と同じ位置に立つ)
2.オートクライン(自分で聞いて気づくこと)
3.パラクライン(影響を与え合う)
の3つがあります。

これが相手とコミュニケーションをとり、関係性を築く上でものすごく大切なことなんです。

1つめのワンダウンとは、普段教える立場の先生が、生徒に教えてもらう。というような相手と同じ位置に立つことです。

相手との上下関係があると、気づけないことがたくさんあります。
逆に相手と同じ位置にいると、相手が何を思い、何を考えているのかが分かりやすくなります。
相手の立場に立ってみること。ということです。

2つめのオートクラインとは、自分の考えや思っていることを実際に声に出し、聴くこと。
自分の声を自分で聴くことで、気づいていなかったことに気づくことが出来ます。

例えば、自分の苦手なこと、得意なこと
自分の弱み強みを口に出して言ってみるんです。
そうすることで、意外と気づけていなかったことが、自分の口から出て、耳に入ってくることで気づくことができるんです。

3つめのパラクラインとは、相手と自分にそれぞれが影響を与え合うことです。

相手から学べることは何か。
相手に対して自分が役立つことは何か。
そういったことを意識して、相手に良い影響を与えることです。

長々と書かせていただきましたが、
結局「聴く」ということは、
1.笑顔で
2.うなづいて
3.一緒に笑う
ということだと思います。

関係性を築く上で「聴く」ということはものすごく大切です。
ただ、それと同じぐらい「笑顔」も大切だと思います。

相手の話に共感し、素敵な笑顔で笑い合う。
そうすることで、自然と素敵な関係性が築けるのではないでしょうか。
私はそう思います。

ただ、なんとなく聞いてしまっていませんか?

しっかり目や耳、体を使って「聴く」ことを意識してみてください。
たったそれだけで、相手と素敵な関係性が築けることでしょう。

是非実践してみてください。
「聴く」ことを意識して。